鉄ヲタ法華講員の独り言。

　今月も早々と月に１度と決めている登山を無事に終え、ホッと胸を撫で下ろしているが、まあ不思議なものであった。５月から連続して雨の中の登山となり、「２度あることは３度ある」の現証を地で行くこととなった。折伏をすることで怨嫉が発生し、それが罪障消滅に繋がるのが大聖人の教えであるが、折伏しないからと言って罪障消滅が無いのかというと、そうでもない。少なくとも、クレジット契約したら自動的に口座から引き落とされるのと同じように、福運が目減りされるのであろう。
　今朝方、“こだま”６３７号で、まずは新富士駅に向かった。ＪＲ西日本所属の７００系という点は変わりが無いが、警備が手薄だと思われた先頭車に同僚が現れた。しかも、車内巡回にまで来た。更に更に、私の知っている顔だった。更に２人のうち、１人は管理職だった。すいませんね、Ｓ隊長。私だけ休んじゃって。さすがに警備巡回時間とルートは無作為に変更して、私のように警備が手薄だと先入観を持った者を一網打尽にする考えはあるようだ。
　平日は“こだま”でも賑わいを見せるが、土曜日は空いていた。偏に、鉄道マニアが喜んでホイホイ乗る１号車だからというのもあるだろう。理由は、【お察しください】。尚、新富士駅では３００系に昔あったサービスコーナーがあった車両のみが階段最寄り車両である。
　静かな新富士駅前において、異様な盛り上がりを見せる所がある。大石寺行き、バス乗り場だ。既に年配者の方が列を成していて、広布に掛ける意気込みは顕正会と何ら変わらない。……顕正会では壮年部や婦人部行き、間違いなく決定になりそうな人達がむしろ元気な法華講である。男子部に配属されそうな人は【お察しください】。顕正会と違って新陳代謝は悪いが、どちらがいいのかは仏様のみぞ知る。あ、でも家族連れはいたけど。顕正会員なら間違いなく、暴力的に立ち向かって行きそうな家族連れ。……中国から来られた方々。うん。申し訳ない。私も顕正会の害毒で、右翼思想なんですよ。世界広布のためにはそんなこと言っちゃいけないわけだが、まあそれに当たって赤い政党は解散して頂くことになるだろう。日本の赤い方？さあ、【お察しください】。むしろ、赤と黄色と青い政党の方が【鶴タブーです】じゃないの？
　バスは観光バスタイプのものがきた。そうでないと、立ち客が発生する事態になるから、富士急静岡バスの配車体制は素晴らしい。社員の人が出てきて、丁寧に案内していた。学会が登山しなくなった今、法華講登山は売り上げの１つになるのだろう。今後、広布が更に進めばバスも増便になるだろうから、将来性のある商売になると思うのだが。で、このバスは学会の会館の前を通る。これは前にも述べた。新富士駅と富士駅の間にあることから、交通至便を狙ったものであろうが、しかしまあ、そこで反応するのは元顕正会員くらいか。他の法華講員は、知らぬフリであった。顕正会の新富士事務所は……【お察しください】。因みに運賃の支払いでSuicaで乗ったのは私だけであった。東海地方にありながら、東日本の電子マネーが使える、何とも奇妙な現象である。尚、一般路線バスで立ち客が発生した場合は、有料道路は通らないとのこと。
　バスは定刻通りに総一坊前に到着。法華講員が固まって乗るのだから、御守護が無いはずが無かった。まるで駅のホームのようなバスターミナルだが、学会破門前はひっきり無しにバスが発着していたのだろうか。
　登山事務所で御開扉の受付をする。御開扉料はもちろん掛かる。顕正会が噛み付く所である。いくらかって？直接、大石寺においでください。ヒントは、社会のどうしようもない底辺の職業に就いている私が、月に１度、首都圏から登山できる費用である。
　布教講演は大講堂に併設された中講堂で。大講堂は学会寄進の堂宇であることは有名だが、未だに池田名誉会長が戸田会長に怒鳴りつけられたというエレベーターの位置が分からない。現存するとすれば、かなり古い機種のようだが……。
　布教講演の後は売店（大石寺前の商店街）の定食屋で昼食を取った後、内事部で御住職と面会する。内得信仰の私にも、ついに御下附の話が出た。問題なのは私の現住所が会社の独身寮であるため、勤行やお給仕に差し支えがありそうだということと、部外者立入禁止のために御入仏式が難しいという点である。また、魔も強い。以前にも御下附の話があったが、待ってましたとばかりに講中内でトラブルが発生した。というのは、あれは【教化親の検閲により削除】であるため、再び起こらないとも限らない。今度は誰と【自己検閲により削除】なのだろうか。
　御開扉は土曜日にしては満席にはなっていない。何かしら行事が無いと満席にはならないのだろう。それだけのキャパシティを奉安堂は持っている。戒壇の大御本尊があるという事実。これだけは目を瞑ってはいけない。身延山久遠寺がどうのこうのという雑音が、他のブログであるのだけれど。尚、新富士駅に身延山久遠寺の広告が出ていたりする。大石寺も、その隣辺りに広告を出してみたらどうだろう？で、更にその隣に、「あなたのあしたをあたらしく」というキャッチコピーが【以下略】
　御開扉を無事に終え、帰宅の途につく。帰りは高速バスにした。ＪＲバス関東“やきそばエクスプレス”の最終便である。東名高速は意外と渋滞していなかったのだが、富士宮市内の渋滞には巻き込まれた。ＪＲ身延線の踏切の渋滞がネックである。たかだか単線の、３１３系が２両編成で走るようなローカル線でも、渋滞が起きてしまうのだ。
　バスはそれでも無事に東京駅に着いたのだからまだいいのだが、その後が大変だった。山手線に乗り換えて、その後乗り換えた高崎線が大変な目に遭った。上野駅を信号の開通が遅かったために２分遅れで発車したのだが、その遅れを取り戻す間もなく、赤羽駅で女性客を轢いたのである。うあー、御守護ねー！こういう所から罪障差っ引くのかよー、大聖人様ぁ！という心の叫び。鉄道マニアとして先頭車にホイホイ乗っていたもんだから、はねる瞬間の鈍い音まで聞こえた。警笛は鳴らさなかったから、本当に土壇場で飛び込んだものと思われる。もしこれが上野駅を定刻に発車していたなら、事故は起きなかったかもしれない。福運というのは脆く、はかない。東京駅で山手線ではなく、京浜東北線、大宮行きに乗っていたなら面倒で上野駅で乗り換えなかったかもしれず、事故に巻き込まれなかったかもしれない。怨嫉により罪障消滅をしない分、普段の福運から罪障消滅分を目減りさせるのだろう。しかしそうなると、私の罪障消滅のために１人の人間の命を奪い、その他大勢の時間を奪ったことになるぞ？確かに私の不運は周囲にも口蹄疫の如く、大迷惑を掛けるけど。顕正会時代において、それで他の組織の人は私から逃げ回っていたほどである。んんー？違うのか？他に何かの理由があるのか？救急隊やら警察官やらが大勢駆けつけて、本当大変だった。復旧したのは、それから４０分近く経ってから。女性だという。もしグロいものが苦手だという場合、「負傷者の救出が完了した」という放送が流れたら、その電車に乗るか、その場から立ち去ることをお勧めする。とにかく復旧させることが最優先だから、「負傷者」を救出した後は、取りあえず当事電車を運転再開させる。もうお分かりだろう。その線路には、ベットリとした血糊や除去し切れなかった肉片が……。あと、車両の下に潜り込んだ場合は、窓を開けておくこと。感電防止のために、パンタグラフを下ろす。つまり、電車の電源を切るので、空調も切れるからだ。あと、外の状況も把握できるからである。開く箇所の多い窓を持つ２１１系で良かったのか。
　年間自殺者３万人を超すのは有名だが、そのうち、電車への飛び込みはそれなりに割合を占めているだろう。毎日、必ずと言っていいほど、どこかで人身事故が起きているからである。しかし、自分が乗った電車の、それも轢く瞬間に当たるというのは、そうそう無いのではないか。参詣の度に雨に降られることといい、人身事故といい、どうも私の福運は不安定な状態のようである。顕正会としては、逆に私が出て行ってくれて清々していることだろう。