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ファミリーレストラン「すかいらーく」の看板に長年使われていたひばりのマークが、企業のロゴマークとして復活する。創業の地の「ひばりが丘」(東京)にちなんで看板に使い始め、1977年から絵のデザインも変えていなかったが、昨年10月に「すかいらーく」の最後の1店が閉店して国内から姿を消していた。
すかいらーくは、「すかいらーく」の廃止後も社名は変えず、ファミレスの「ガスト」や「ジョナサン」などグループで約3700店を国内で運営している。ファミレスの草分けとなった「すかいらーく」1号店を出してから40年を迎えるのにあわせ、これまで使っていた企業ロゴの変更を決定した。
看板で見慣れたひばりのマークに親しみを感じている社員や取引先が多く、新しいロゴとして広報資料や社員の名刺につけることにした。ただ、「ガスト」などの店の看板には使わないため、一般の人が目にする機会はあまりなさそうだ。
「すかいらーく」に代わって低価格の「ガスト」を強化しているものの、売り上げが伸び悩んでいるだけに、不死鳥のごとくよみがえったマークにあやかって経営再建を果たしたいという。