case study14
「LOVE & PEACE HOME TOWNは地球!-発信するこどもたち-」
浦田千恵 沙緒音

第20回 発信するこどもたち的8月6日

8/6、子どもたちと丸木美術館に向かいました。財政難の丸木美術館ですが、支える方々があたたかい雰囲気をつくり出していました。

「ピカは 人が 落とさにゃ 落ちてこん」
灯ろうづくりに参加しました。
平和への想いを絵に込めて、子どもたちは描きます。

子どもたちがPEACEと描かなくても良い日はいつ来るの?
動物や植物との共存が自然な平和の姿。
出来上がった灯ろう。


あの日、炎につつまれた広島を想像してみる。 悲しいつぶやき、そのとおりだよ。。。
子どもたちは発信しています。


それを形にするのは大人の仕事ではないでしょうか。。。

「原爆の図」の前で、
「アウシュビッツの図」の前で、

訪れた人達のメッセージ。

丸木夫妻のアトリエで、絵を描く子ども達。

丸木美術館を下ると、魅力的な自然の風景。

火の灯された灯ろうをかかえて、川へ向かいます。

60年前、広島の川は無惨に亡くなった人々で覆い尽くされたそうです。


8月6日 丸木美術館―ひろしま忌

60年前、広島県呉市に住んでいた私のいとこは、被爆したぼろぼろの身体で、赤ちゃんにおっぱいをやる放心状態のおかあさんの姿が忘れられないと、話してくれました。父の実家のある江田島の港には、広島の川を覆い尽くしていた無惨な遺体がいくつも流れ着いたそうです。

ひろしま、ながさきで起きた事をよく知らない子どもたちが多いそうです。きっと、アウシュビッツも沖縄も南京も、それにベトナムもアフガニスタンもイラクも知らないのかもしれません。

あやまちを繰り返し続ける我々人類にとって、平和な未来を心から創造したいと願うなら、やはり過去を正しく認識することは、必要な事ではないでしょうか。子ども達にとっても、楽しくもなく暗くて気持ちもよくない時を過ごすことになってしまいますが、世の中があまりにも危うくなってからでは間に合わない、そんな想いが9.11以降、どうしても消えないのです。

今年は被爆後60年、このことに関わる事を何かしたいと思って、丸木美術館に向かいました。雑木林に囲まれ、気持ちのよい川を見下ろすアトリエと住居のあった場所。丸木位里さん、丸木俊さんはここで絵を描き、畑を作り、魚を採り、犬や猫、鶏と暮らす今風にいえば、超スローなロハス生活を送られていました。

しかし、お二人が描いた世界は人の愚かさ、惨さ、そして悲しみでした。ひろしま、ながさきの「原爆の図」、沖縄戦、アウシュビッツ、水俣、そして日本人が加害者である南京大虐殺。それらの巨大な恐ろしい絵は、子ども達に事実を語りかけていました。


この子たちの夏ーコンサートへの出演

「発信する子どもたち」を始めた2003年の8月6日、ゆうかとしおんの二人は、被爆者の手記の朗読劇『この子たちの夏』を見ました。その時から、これは聞くより、子どもたち自身が読む事によって、より深く体感できるのではという思いがありました。

そこで今年、みんなにたずねてみたら、「やりた〜い!」と7人の子どもたち。それではということで、NNG反核コンサートに出演することになりました。

抜粋での自主上演ですが、子ども達が読むのは、当時子どもだった被爆者の方の手記。もしも自分が60年前、、、という気持ちでチャレンジします。当日は、今年のできたてほやほやの平和Tシャツの販売もします。よろしく!!


『NO NUKES GIG 2005』(http://homepage2.nifty.com/nng/)
日時/2005年9月9日(金) 18:00開場 19:00開演
会場/北沢タウンホール(下北沢)
チケット/前売り2500円 当日3000円
出演/ラフティーズ・スペシャル(エイサー隊)、発信する子供たち(構成詩・朗読)、笠原あやの(チェロ)、古川昌義(ギター・ヴォーカル)
主催/NNG2005実行委員会
後援/世田谷区・世田谷区教育委員会

(2005/08/31)








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