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<W杯>日本がパラグアイに勝つことを望んだ理由は?

2010年07月06日17時12分 / 提供:中央日報

中央日報

 日本を応援しなければならなかった。 理由ははっきりしていた。

アジアに配分されたワールドカップ(W杯)出場チケットを守らなければならなかったからだ。 東アジアチームは韓国・北朝鮮・日本の3チーム。 北朝鮮は1次リーグで敗退した。 韓国は16強で止まった。 日本だけが残った。 日本が世界に向けたアジアサッカーの悲願を背負った。 日本の勝利が切実に必要だった。

日本がパラグアイに勝って8強に行けば? 韓国サッカーは衝撃を受けるだろう。 韓国は16強止まり。 自尊心が傷つく。 日本は韓国サッカーに対して優越感を誇るだろう。 韓国は歯を食いしばって4年間、屈辱を晴らすために努力しなければならない。 間違いなく努力するはずだ。

そのために日本が勝ってくれることを願った。 必ず。

息子と一緒に中継放送を視聴した。 息子は日本が負けることを望んだ。 日本が1次リーグでデンマークに勝った時はぶつぶつと言っていた。 「オランダが日本に大勝すると思っていたのに…デンマークが…」。息子は日本文化に抵抗感がない。 日本旅行を楽しむ。 ロックバンドでベースを演奏する時は日本製の楽器を使う。 なのになぜ?

試合が始まった。 おかしかった。 私は日本を熱心に応援できなかった。 日本がパラグアイのゴールを狙うときは不安だった。 パラグアイのサンタ・クルスが得点のチャンスを逃したときは惜しんだ。 私の理性と感情は違う応援席にいた。

試合は延長戦を経てPK戦に入った。 その時になってようやく正気(?)に戻った。 日本がその残忍な賭博で勝つことを願った。 「日本、一つだけでも防げ!」。日本の駒野友一が蹴ったボールが枠に当たった。 胸がどきっとした。 ああ、ここまでか。 パラグアイの最後のキッカーが登場した。 日本の選手たちはグラウンドに膝をついていた。 彼らのように私も奇跡を願った。 しかし…。

韓国と日本のW杯は同じ16強で終わった。 本当のW杯はこれからなのに。 私たちはまた4年を準備しなければならない。 本当にW杯に出場したのだろうかと思うほどだ。 1次リーグと16強戦が遠い過去のことのように感じる。

放送局が主要場面をもう一度見せた。 一人で見た。 息子は後半が終わる頃、自分の部屋に入った。 「退屈な試合で眠気がくる」と言いながら。 実際、試合内容は期待以下だった。 欧州メディアは酷評した。 私は内容よりも結果が問題だった。 息子は私と違っていた。

4年前のW杯はドイツで開催された。 私はリュックサックを背負って取材した。 06年6月13日にイングランド−トリニダードトバゴ戦を見にニュールンベルクへ行った。 日本人記者と同じ列車に乗った。 私たちは何の対話もしなかった。 雰囲気が良くなかった。

前日の6月12日、カイザーラウテルンで日本はオーストラリアに逆転負けした。 日本人記者は沈痛し、韓国人記者は歓呼した。 あたかも韓国が日本に勝ったように。 日本人記者の気分が良かったはずはない。 韓国人記者に愛想を尽かしたことだろう。

数日前、駐韓パラグアイ大使館のホームページには韓国人の感謝のメッセージが殺到した。 とんでもないことだ。 しかしどうしようもない。 それが韓国人の感情なのだから。 テレビを消す頃には私の頭も胸もみんな冷めていた。 居間の電気を消す時には得意顔にもなった。

「実につまらない試合を見た。 しかし韓国の選手たちの試合は見応えがあった…」。

許珍碩(ホ・ジンソク)記者



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