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ロンドン(London)の科学博物館(Science Museum)に展示された宇宙人アート(2005年10月13日撮影。資料写真)。(c)AFP/MARTYN HAYHOW
【8月18日 AFP】英国防省は17日、1981年から1996年までの間に記録・保管された約800件の未確認飛行物体(UFO)目撃情報の詳細を公表した。
おそらく最も衝撃的なのは、レモンのような頭をした宇宙人に「話しかけられた」という話だ。警察の記録によると、1995年5月4日、少年2人が野原を歩いていたところ宇宙人が突然目の前に現れ、「ウィー・ウォント・ユー。カム・ウィズ・アス(おまえたちが欲しい。われわれについて来い)」と言われた。また、約100メートル離れた家を4つ重ねた高さの場所にUFOが浮かんでいた。記録には、2人は警察で「動揺し困惑した様子で」一部始終を話した、とある。なお、2日後に警官らが現地に赴いたところ、作物に水をやる農民1人がいるばかりだったという。
1980年12月27日早朝に米空軍兵士3人が「英国東部の基地付近の森の中に奇妙な輝く物体を見た」とする報告もある。記録には「森全体が白く輝いていた。物体は上部が赤く、下部が青く光っていた。浮かんだり着地したりを繰り返しており、パトロール隊が近づくと、木々の間をすり抜けて消えた」と残されている。この報告については、米軍の元上官が当局に対し、真剣に受け止めるよう促したとする逸話が残されている。
1989年11月から1990年4月にかけて、ベルギー空軍のF-16戦闘機が相次ぐUFO目撃談を受けてスクランブル発進をかけ、UFOをレーダーで自動追尾したとの報告もある。ぞっとするものとしては、1996年7月15日早朝、英国北西部ウィドネス(Widnes)の墓地上空で、燃えるレーザー光線を地面に向けて発射したUFOが目撃されている。
■UFOとヒット作
当局に報告のあったUFO目撃件数は1995年には117件だったが、翌1996年には609件に激増した。この1996年にはくしくもUFOに関連した映画『インデペンデンス・デイ(Independence Day)』などの大ヒット作が生まれている。(c)AFP
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