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「はやぶさ」成功顕彰 川口教授に市民栄誉賞 弘前市

川口淳一郎教授

 青森県弘前市は7日、市出身で、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授(54)に、市民栄誉賞を贈ると発表した。「はやぶさ」の語呂合わせで8月23日に市内で贈呈式を行い、川口教授の講演会も開催する。
 川口教授は弘前高、京大卒、東大大学院博士課程修了。プロジェクトマネジャーを務めた「はやぶさ」は岩石採取を目的に2005年、小惑星イトカワに着陸。度重なるトラブルを乗り越えて先月、地球に帰還した。月以外の天体への往復を果たしたのは世界初。
 葛西憲之市長は7日の定例記者会見で「世界初の快挙を成し遂げた功績をたたえたい」と贈呈の理由を述べた。贈呈式後の講演会には市内の小中高生を招待し、市民の参加も募る予定。
 市民栄誉賞は08年に創設された。受賞は、日本代表の監督として北京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した斎藤春香氏に続き2人目。


2010年07月08日木曜日

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