宮内庁の羽毛田信吾長官は8日の定例会見で、相撲協会が名古屋場所(11日初日・愛知県体育館)での天皇賜杯の授与を取りやめたことについて「宮内庁としてどうこう言うべきことではないが、事態を考えれば常識的な判断かと思う」と述べ、対応は妥当との見解を示した。羽毛田長官は、賭博問題に揺れる協会の現状を「非常に憂えております」と懸念も表明した。
(2010年7月8日)
宮内庁の羽毛田信吾長官は8日の定例会見で、相撲協会が名古屋場所(11日初日・愛知県体育館)での天皇賜杯の授与を取りやめたことについて「宮内庁としてどうこう言うべきことではないが、事態を考えれば常識的な判断かと思う」と述べ、対応は妥当との見解を示した。羽毛田長官は、賭博問題に揺れる協会の現状を「非常に憂えております」と懸念も表明した。