宮崎県における口蹄疫の疑い事例280例目の検査結果等について
- 280例目(都城市)の農場の飼養管理状況を精査した結果、宮崎県は、280例目の農場の飼養牛全て(208頭)を口蹄疫の疑似患畜と判断し、殺処分・埋却等防疫措置を進めています。
- 280例目の農場の検体について、(独)農研機構動物衛生研究所がPCR検査(遺伝子検査)を実施し、本日、3頭で陽性が確認されました。
- 口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
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1 280例目の農場における疑似患畜の取扱いについて
- 本日未明、疑似患畜とした9頭と同じ農場で飼養されている他の199頭についても、宮崎県が280例目の農場の飼養管理状況を精査した結果、疑似患畜であると判断しました。現在、宮崎県は、当該農場の防疫措置を進めており、10日2時頃には飼養牛全頭の殺処分を完了しました。
2 PCR検査(遺伝子検査)の結果について
- 280例目の農場の検体について、(独)農研機構動物衛生研究所がPCR検査(遺伝子検査)を実施し、本日、3頭で陽性が確認されました。
3 今後の対応
- 臨床症状に加え、PCR検査でも陽性が確認されたことから、本日付で移動制限区域等を設定するとともに、農林水産省の防疫専門家を現地に派遣し、宮崎県と協力し、防疫措置等を迅速かつ的確に実施します。
4 その他
(1)口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、感染畜の肉や牛乳を摂取しても人体には影響ありません。
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
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