宮崎県における口蹄疫の疑い事例の280例目について
- 本日、宮崎県都城市の農場において、口蹄疫特有の臨床症状を示す牛3頭を確認したことから、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該牛房で飼養されている9頭を疑似患畜として殺処分を行うこととしました。
- 口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
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1 農場の概要
宮崎県都城市高崎町
肉用牛肥育経営 肥育牛250頭
2 経緯
- 本日、獣医師から宮崎県に対し、飼養牛に流涎(りゅうぜん)等を確認したと届出がありました。
- 本日、宮崎県が当該農場に立入検査を実施し、飼養牛3頭に流涎・舌のびらん等口蹄疫特有の臨床症状を確認したため、宮崎県は、(独)農研機構動物衛生研究所に検体を送付するとともに、当該牛房で飼養されている9頭を疑似患畜として殺処分を行うこととしました。
- PCR検査(遺伝子検査)の結果は、10日朝に判明する予定です。
3 今後の対応
- PCR検査(遺伝子検査)の結果が陽性であった場合、同じ農場で飼養されている他の241頭も疑似患畜とし、速やかに殺処分・埋却を行うこととします。また、宮崎県とともに、移動制限区域の設定等の防疫措置等を迅速かつ的確に実施します。
4 その他
(1)口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、感染畜の肉や牛乳を摂取しても人体には影響ありません。
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
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