駐韓日本大使にコンクリート塊投げ付けた男に逮捕状

 ソウル南大門警察署は8日、重家俊範・駐韓日本大使にコンクリートの塊を投げ付けたとして、「わが庭・独島(日本名:竹島)を守る人々」の代表K容疑者(50)について、外国使節に対する暴行容疑の逮捕状を請求した。K容疑者は、今月7日午後7時25分ごろ、韓国プレスセンター(ソウル市中区太平路)で行われた重家大使による特別講演の最中、重家大使に向かって直径約10センチのコンクリートの塊を投げ付けた疑いが持たれている。重家大使は演壇の下に隠れたため、けがはなかったが、横で通訳していた在韓日本大使館の1等書記官の左手に当たり、軽傷を負わせた。

 警察の調べに対し、K容疑者は「日本大使館に、『独島は竹島ではない』という抗議文を3回送ったが、返事がなかった」と供述した。

李恵云(イ・ヘウン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る