沈没事件、金総書記自ら関与否定 中国訪問時に【北京共同】北朝鮮の金正日総書記が5月上旬に訪中した際、中国側に対し韓国哨戒艦沈没について「(北朝鮮とは)関係がない」と自ら関与を否定していたことが分かった。中国政府系のシンクタンク、中国国際問題研究所の曲星所長が7日、外国メディアの取材に対し明らかにした。 金総書記の訪中時に北朝鮮側が哨戒艦沈没への関与を否定する立場を貫いていたことは分かっていたが、金総書記自身が関与を否定していたことが判明したのは初めて。 曲所長は、金総書記の5月の訪中は一定の準備期間をかけて実現しており「(哨戒艦沈没が発生したために)臨時に行われたものではない」と述べた。 また金総書記の後継問題については、他国の内政に干渉しないというのが中国外交の基本原則だとし、金総書記の訪中の間、少なくとも中国側からは取り上げなかったとの見方を示した。 【共同通信】
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