7日、新華網は記事「インドネシア華人はいまなお人種差別の脅威にさらされている=生存の安全は楽観視できず」を掲載した。改善されつつあるとはいえ、華人とその他の民族の緊張関係は続いている。写真はジャカルタ。

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華人を狙い撃ちにした暴動が発生=今なお続く人種間対立―インドネシア
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2010年7月7日、新華網は記事「インドネシア華人はいまなお人種差別の脅威にさらされている=生存の安全は楽観視できず」を掲載した。以下はその抄訳。

インドネシアは世界でも華人が最多の国。とはいえ人口世界4位の同国で華人が占める比率は小さい。政府や社会の差別は次第に薄れつつあるとはいえ、今なお脅威に直面していることは間違いない。

先日、西カリマンタン州サンバス県シンカワンで、華人華僑を対象にした暴動が起きた。車が燃やされ、ガソリンスタンドに火炎瓶が投げ込まれるなどの騒ぎとなった。発端は客家系華人のハッサン・カルマン(中国語名:黄少凡)シンカワン市長に対する反発だ。5月末、マレー族の市民約20人は街中で市長に対する批判を展開、龍の像を引き倒そうすると騒ぎが起きた。一時は警察が鎮圧したものの、その後の暴動の火種となった。

シンガポール華字紙・千島日報は、事件は人種問題を背景にしていると分析。華人市長が中国文化を優遇しているように思われれば(問題の龍の像は2008年に設置されたもの)人種間衝突の要因になると指摘し、華人に言動に注意し冷静になるよう呼びかけている。(翻訳・編集/KT)
2010-07-08 14:21:28 配信

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