日蓮正宗・冨士門流(富士門流)と仏教及び総称日蓮宗の研究
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黒川和雄一派の創価学会無謬論を破折する

 ある方から「戸田会長を誹謗書き込みを良く見るが、平成三年までの日蓮正宗創価学会は正しかった事は間違いないのです」なる意見を黒川和雄一派の門人が主張している、との連絡を頂いたので破折することにする。

 之はおかしな主張ではないか。先ず「日蓮正宗創価学会」なる組織は存在しない。宗教法人創価学会は宗教法人日蓮正宗に包括されていなかった。また御法主上人猊下(管長猊下)は創価学会の組織結成は許可されていない。宗教法人創価学会には日蓮正宗御僧侶の指導教師すら戴いていなかった。よって「日蓮正宗創価学会」など存在していなかった。創価学会会員個人の氏名は末寺の信徒名簿に登載されていれば個人としては日蓮正宗末寺信徒ではあるが、創価学会組織は講中ではない。

 黒川和雄一派は「平成三年までの日蓮正宗創価学会は正しかった」と創価学会無謬論を述べているようであるが、創価学会は正しい団体ではなかったことを以下に論証しよう。

 平成二十一年七月二十一日附け拙稿
「新興宗教創価学会は日蓮正宗から派生した団体に非ず」にも引用したが、創価教育学会初代会長牧口常三郎氏は「私は正式の僧籍を持つことは嫌いであります。僧籍を得て寺を所有する事になれば、従って日蓮正宗の純教義的な形に嵌った行動しかできません。私の価値創造論をお寺に於て宣伝説教する訳には参りませんので、私は矢張り在家の形で日蓮正宗の信仰理念に価値論を採入れた処に私の価値がある訳で、此に創価教育学会の特異性があるのであります」、「会員は悉く日蓮正宗の信者として、常在寺、歓喜寮、砂町教会、本行寺において授戒して居りますが、創価教育学会其ものは、前に申上げた通り日蓮正宗の信仰に私の価値創造論を採入れた処の、立派な一個の在家的信仰団体であります」(特高月報)と供述している。
新興宗教創価学会は日蓮正宗から派生した団体に非ず
http://fujimonryu.blog40.fc2.com/blog-entry-29.html


 創価学会は日蓮正宗御法主上人の許可なく結成されただけではなく、価値論を採り入れた摧尊入卑どころか、価値論教の教団だったのである。よって平成三年まで「創価学会は正しかった」と述べるならば、日蓮正宗信徒とは云えない。

 昭和二十七年には創価学会は日蓮正宗の御僧侶である小笠原慈聞師を吊し上げて暴行を加えている。「狸祭り事件」とも呼ばれているが、日蓮正宗の正しい創価学会が御僧侶を吊し上げたりするのか。また御僧侶を吊し上げることが正宗信徒として正しいことなのか。

 所謂「昭和五十二年路線」とも呼ばれる創価学会の謗法路線は、御僧侶を吊し上げ、本尊を模刻し、池田会長本佛論を展開していたではないか。仮に平成三年以前の創価学会が正しいのであれば、謗法路線も正しかったことになる。

 そして創価学会の第二次謗法路線の端緒ともなる、池田大作氏の問題スピーチが行われたのは平成二年である。

 平成三年までの創価学会も事程左様に正しくなかったのである。
  1. 2010/07/08(木) 14:44:44|
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