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志位共産党委員長“清涼”バリトン演説

有権者の元に飛び込み拍手して回る共産党・志位委員長(左)
有権者の元に飛び込み拍手して回る共産党・志位委員長(左)
Photo By スポニチ

 【党の顔密着・共産党】共産党の志位和夫委員長(55)は、低音の声を響かせた“バリトン演説”で聴衆を引きつけている。

 蒸し暑い選挙戦の中で志位氏の“バリトン演説”が聴衆に涼感を与えている。声帯をケアする水でのどを潤し、低音の声で政策を訴える。

 銘柄などのこだわりはないが、水は「冷たく冷えたもの。これが一番いい」。中でも、氷を入れてキンキンに冷えたものが最高という。1日で2リットル近くを飲み、演説で上がったテンションをクールダウンさせ、声帯を冷やすことでうわずってきた声のトーンを抑える。

 記者の前でも、実際に氷水を飲んでみせ、その効果を実演。うわずっていた声がみるみる自慢の低音に回復すると「ほらね、見事なもんでしょう」と愛くるしい表情で笑った。

 高校時代に作曲家を目指したことがあるほどの音楽好き。バリトンの声は「2オクターブは出せる」という。トレーニングしたことがない人の出せる音域は広くて1オクターブほどといわれるだけに、確かに自慢の低音だ。

 男声のテノールとバスの中間にあるバリトンは一般的に、落ち着いた雰囲気や聡明(そうめい)さが出るといわれる。志位氏の演説はリズミカルでもあり、旋律を奏でるように政策を訴える。79年衆院選で一般消費税導入を打ち出した自民党に反対し、19議席と躍進した時と「状況が似ている」と胸を張る。手応えを感じながら、ペットボトルの水をもうひと飲みしていた。

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