貴乃花親方　賜杯辞退はやむなしの姿勢

　【大相撲野球賭博問題】元横綱の貴乃花親方（スポニチ本紙評論家）は「やはり受け止めなければならない」と賜杯辞退はやむなしの姿勢を示した。

　白鵬の協会批判については「現役力士は土俵で数多くしこ、テッポウをやって、集中して場所に挑んでほしい」と助言した。また、この日午後には名古屋市内で行われた名古屋場所前夜祭に出演。注目力士に稀勢の里を挙げ「白鵬に対抗できる第一候補。一番大関に近い」と期待した。

　≪安治川親方「二子山」に名跡変更≫日本相撲協会は８日、安治川親方（元幕内・光法）が年寄「二子山」に名跡変更したことを承認したと発表した。元大嶽親方（元関脇・貴闘力）の解雇にともない、前二子山親方（元十両・大竜）が「大嶽」を襲名し「二子山」は空き名跡になっていた。立浪一門の前安治川親方は２月の理事選で一門の枠を超え、貴乃花親方（元横綱）に投票。「二子山」は貴乃花親方が所有しており、名跡を借りての襲名となる。所属部屋について貴乃花親方は「立浪一門の皆さんの意向もあるので分からない」と話した。

[ 2010年07月09日 ]