2010年 7月 8日
津山市で殺人未遂事件2人死傷
8日午後津山市で母親と祖母を刃物で刺すなどして殺害しようとしたとして35歳の無職の男が殺人未遂の疑いで警察に現行犯逮捕されました。逮捕されたのは津山市田熊の無職久常和也容疑者(35)です。警察の調べによりますと久常容疑者はきょう午後4時半ごろ自宅で母親の友子さん(61)を刃物で刺した上82歳の祖母にも切り付けるなどし、殺害しようとした疑いです。2人は病院に運ばれましたが友子さんが死亡、祖母のケガの程度は軽いということです。警察の取調べに対し久常容疑者は「母親を刺した」と容疑を認めているということで、警察では容疑を殺人に切り替えて動機などを追及しています。

商店街共通の商品券発売
高松市中心部の商店街が8日、お得に買い物ができる商品券の販売を始めました。その名も「とくや券」。商店街活性化の取り組みです。高松中央商店街の振興組合が発売する10%割引の商品券。ネーミングは得することを意味する讃岐弁「とくやけん」にかけました。丸亀町や兵庫町など8つの商店街の6割にあたる約400店舗で今年10月末まで使えます。対象店舗は飲食店のほか、美容室や歯科医院など様々です。今月19日から始まる瀬戸内国際芸術祭の作品鑑賞パスポートや関連グッズなども購入することができ、芸術祭の盛り上げにも一役買っています。5400セット2700万円分を用意した「とくや券」は、10日まで高松市の北部三町ドーム・南部三町ドームの2カ所の特設会場で販売されます。

温室メロン品評会
岡山市北区足守地区の特産品、温室メロンの品評会が岡山市役所で開かれてました。これは、岡山市と岡山市農業協同組合が、温室メロンの栽培技術と品質の向上を図ろうと毎年開いているものです。岡山市北区の足守地区で栽培されたアールスメロン、20点が出品されました。品評会では、審査員6人が網目模様の美しさや、果肉の厚さ、糖度などを丁寧に審査していました。今年は、天候不順にも関わらず玉太りがよく、糖度も高く仕上がり出来は良いということです。会場ではメロンの即売も行われ一玉1.5キロのものが、市価よりも3割程度安い2千円で販売され、人気を集めていました。メロンの即売は9日も行われます。

岡山・香川上半期の交通事故まとめ
岡山・香川の今年上半期の交通事故の発生状況がまとまりました。岡山県警によりますと、今年1月から先月末までに県内で発生した人身事故の件数は、去年の同じ時期と比べ、361件少ない7933件でした。このうち、死亡事故は46件、死者の数は46人で、6年連続で減少した去年と同じ数字となりました。また、人身事故のうち、65歳以上の高齢ドライバーが関係するものが20.7%と、2年連続で20%を超え、増加傾向にあります。岡山県警では、今年、新たに設置した高齢ドライバー専用の駐車スペースの数を増やしたり、民生委員と協力して、交通安全教育を行うなど、高齢者に重点を置いた交通事故防止対策を進めることにしています。一方、香川県警によりますと上半期に発生した人身事故の件数は、去年と比べ、70件増えて5696件でした。死亡事故は23件で24人が亡くなり、去年よりも12人減っています。このうち、高齢者の死亡事故は16件で16人が亡くなり全体の3分の2を占めています。また、夜間の死亡事故が全体の6割を超えていることから香川県警は夜間のパトロールを重点的に行っています。