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最終更新:2010年7月8日(木) 1時16分

ペット火葬場の使用禁止命じる決定

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 東京・板橋区の住宅地に建設されたペットの火葬場をめぐり、近隣住民が使用の禁止を求めていた問題で、東京地裁は業者側の異議申し立てを退け、使用禁止を命じる決定を下しました。

 この問題は、東京・板橋区の「さかうえペット霊園」が建設したペット用の火葬場をめぐり、近隣の住民らが排出される煙や悪臭で健康被害を受けたなどとして、東京地裁に火葬場の使用禁止の仮処分を申し立てていたものです。

 東京地裁は去年10月、住民側の申し立てを認めて、業者側に火葬場の使用禁止を命じる仮処分命令を出し、業者側が異議を申し立てていました。

 これに対し、東京地裁は6日付で霊園側の異議を退け、業者側に改めて火葬場の使用禁止を命じました。

 「家の周辺で毎日のように子どもが外で遊んでいる。このような中で、ペットの火葬が行われると、有害物質が発生する。今回裁判所のほうで、こちら側の主張を認めていただいて、正しい判断をしていただけて、本当にほっとしている」(近隣住民)

 住民側の弁護士によると、動物の火葬場の使用禁止が認められたのは全国で初めてだということです。(07日18:55)

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