2010-06-22 01:53:44
CTOとしての誇り~CTO48に参加して~
Wikipediaより
最高技術責任者(さいこうぎじゅつせきにんしゃ)(chief technical officer または chief technology officer、CTOと略す)は ビジネス 幹部 の ポジションで、会社における技術的な役割に焦点をあてたものである。
先週、CTO48というイベントに参加しました。テーブルセッションに登壇するCTO約50名、参加者250名の計300名が参加するイベントです。
メインセッションでは、子飼弾氏、KLabの仙石CTO、楽天の安武氏というそうそうたるメンバーが登壇。そもそもCTOとは何か?から始まる熱いトークを繰り広げられていました。
その後のテーブルセッションでは8つのテーブルに分かれてテーブルごとにそれぞれのテーマに沿って議論を行うのですが、私は「技術×マーケティング」をテーマに議論を行う席に参加しました。この席でも楽天の安武氏がいらしたのですが、安武氏の言葉ですごく響くものがありました。
「ビジネス視点で始めてしまうと、競合分析から始まるので、他社のサービスと似たようなものになり飛躍ができない」。
これが、経営層におけるCTOの立ち位置なのだと思います。
社内でのビジネス提案だけではなく、顧客への提案でも、必ず問われるのが「それをやることでどれだけの効果があるのか?」「実績・事例はあるのか?」ということです。一言で言えば「それって儲かるの?」ということです。儲かるかどうかを調査することがいわゆるマーケティングの一つなのだと思うけれど、その時点で「他社ではどうなのか?」という視点に陥っていきがちです。
一方、技術の世界は、新しいものがどんどん生まれていきます。当然ながら最先端のものは実績も事例もないし、ビジネスへの影響もわからない。そういったものを「効果が見えない」という理由で切り捨てていては、一生二番煎じで終わってしまうわけです。
とはいえ、当然ながらむやみやたらに投資していては会社を潰しかねませんので、ビジネス的視点とのバランスが重要になる。
というわけで、常に最新の技術を頭に入れながらいかにビジネスを飛躍させるかを考える。これがCTOの醍醐味ではないかと改めて思いました。
CTOというポジションに誇りを持って。私のブログのタイトルも「~起業記」から「~CTO記」に変えてみました。
最高技術責任者(さいこうぎじゅつせきにんしゃ)(chief technical officer または chief technology officer、CTOと略す)は ビジネス 幹部 の ポジションで、会社における技術的な役割に焦点をあてたものである。
先週、CTO48というイベントに参加しました。テーブルセッションに登壇するCTO約50名、参加者250名の計300名が参加するイベントです。
メインセッションでは、子飼弾氏、KLabの仙石CTO、楽天の安武氏というそうそうたるメンバーが登壇。そもそもCTOとは何か?から始まる熱いトークを繰り広げられていました。
その後のテーブルセッションでは8つのテーブルに分かれてテーブルごとにそれぞれのテーマに沿って議論を行うのですが、私は「技術×マーケティング」をテーマに議論を行う席に参加しました。この席でも楽天の安武氏がいらしたのですが、安武氏の言葉ですごく響くものがありました。
「ビジネス視点で始めてしまうと、競合分析から始まるので、他社のサービスと似たようなものになり飛躍ができない」。
これが、経営層におけるCTOの立ち位置なのだと思います。
社内でのビジネス提案だけではなく、顧客への提案でも、必ず問われるのが「それをやることでどれだけの効果があるのか?」「実績・事例はあるのか?」ということです。一言で言えば「それって儲かるの?」ということです。儲かるかどうかを調査することがいわゆるマーケティングの一つなのだと思うけれど、その時点で「他社ではどうなのか?」という視点に陥っていきがちです。
一方、技術の世界は、新しいものがどんどん生まれていきます。当然ながら最先端のものは実績も事例もないし、ビジネスへの影響もわからない。そういったものを「効果が見えない」という理由で切り捨てていては、一生二番煎じで終わってしまうわけです。
とはいえ、当然ながらむやみやたらに投資していては会社を潰しかねませんので、ビジネス的視点とのバランスが重要になる。
というわけで、常に最新の技術を頭に入れながらいかにビジネスを飛躍させるかを考える。これがCTOの醍醐味ではないかと改めて思いました。
CTOというポジションに誇りを持って。私のブログのタイトルも「~起業記」から「~CTO記」に変えてみました。