2010-06-23 02:02:13
iPadにDVDの動画を取り込んで堪能する方法
以前書いた「地デジを録画してiPadでHD映像を堪能する方法
」が意外に好評で、そんな中DVDを取り込む方法も書いてくれというリクエストをいただきましたので書いてみます。
DVDをiPadに取り込むためには、まずはDVDの内容をパソコンに取り込まなければなりません。DVDを取り込むソフトは今は多くのものが出ておりますが、ここでは超定番の2つをご紹介します。
使い方も簡単。DVDをドライブにセットし、ソフトを起動。
保存したフォルダ(Destination)を決めて、左下のボタンを押すだけ。
このように、リッピングが始まります。15分~30分程度で終了。
DVD Decryptorダウンロードサイト
単なるエンコード目的であればDVD Decryptorで問題ありませんが、ついでにDVD-Rにバックアップをしておきたいのであれば一石二鳥です。また、圧縮することでファイルサイズが小さくなりますので、この後紹介するエンコードの時間を多少なりとも小さくすることができます。
こちらも、DVDをドライブにセットしてソフトを起動します。
ディスクを開くと、解析が始ります。
解析が終わったら、バックアップを選択。特に問題なければこのままOKを押します。
後はエンコードが終わるのを待ちます。DVDから読み込み、同時に圧縮をかけますが、読み込みのI/OがネックとなりCPUはほとんど使わないため、リッピング時間はDVD Decryptorとほとんど変わりません。つまり、その後のエンコード時間が短くできるというのがメリットとなります。ただし、リッピングの精度がそんなに高くないという話もあり、もしエラー等が出るようであれば、おとなしくDVD Decryptorを使いましょう。
DVD Shrinkダウンロードサイト
「DVD」を選択し、「ハードディスク」から先ほどリッピングしたファイルの場所を指定します。
既にiPad用のプロファイルが用意されているので、選択します。DVDの解像度は「720x480」なので、これを選びましょう。なお、1024kbpsではビットレートが足りない場合があるので、もし画質の高さを求めるのであれば、2000~4000kbps程度まで上げておきましょう。なお、どの程度のビットレートで十分かというのは動画素材(端的に言うと、動きの激しいシーンが多いか)によるので、色々試してみて勘所をつかむとよいと思います。
ファイルサイズも小さくしつつ画質を上げたいのであれば、「ビデオ」の項目から2-Pass 平均ビットレートやGOPサイズ等を調整していくことになります。ここでは割愛します。
シーンをカットしたり、表示サイズを変更したり、その辺の編集ツール並みのものが手軽にできます。必要であれば編集しておきましょう。
そして、「リストに追加」し、「エンコード」を選択すればエンコードが開始されます。エンコードは時間がかかりますので、空き時間にパソコンにやらせておきましょう。
XMedia Recodeダウンロードサイト
以上で、無事にDVDをiPadで堪能できるようになるはずです!買い貯めた物の時間がなくて棚に眠っているDVDをこの機会にiPadに詰め込んで、適当な時に堪能しましょう!
DVDをiPadに取り込むためには、まずはDVDの内容をパソコンに取り込まなければなりません。DVDを取り込むソフトは今は多くのものが出ておりますが、ここでは超定番の2つをご紹介します。
■ DVD Decryptor
言わずと知れた定番DVDリッピングツール。既に開発は停止されているが、未だにこのソフトで困ることはまずありません。使い方も簡単。DVDをドライブにセットし、ソフトを起動。
保存したフォルダ(Destination)を決めて、左下のボタンを押すだけ。
このように、リッピングが始まります。15分~30分程度で終了。
DVD Decryptorダウンロードサイト
■ DVD Shrink
もう一つご紹介。こちらも言わずと知れたソフトですが、リッピング+DVD一層化をしてくれるツールです。通常二層で書き込まれているファイルを、一層DVD-Rに書き込めるように圧縮をしてくれるのです。単なるエンコード目的であればDVD Decryptorで問題ありませんが、ついでにDVD-Rにバックアップをしておきたいのであれば一石二鳥です。また、圧縮することでファイルサイズが小さくなりますので、この後紹介するエンコードの時間を多少なりとも小さくすることができます。
こちらも、DVDをドライブにセットしてソフトを起動します。
ディスクを開くと、解析が始ります。
解析が終わったら、バックアップを選択。特に問題なければこのままOKを押します。
後はエンコードが終わるのを待ちます。DVDから読み込み、同時に圧縮をかけますが、読み込みのI/OがネックとなりCPUはほとんど使わないため、リッピング時間はDVD Decryptorとほとんど変わりません。つまり、その後のエンコード時間が短くできるというのがメリットとなります。ただし、リッピングの精度がそんなに高くないという話もあり、もしエラー等が出るようであれば、おとなしくDVD Decryptorを使いましょう。
DVD Shrinkダウンロードサイト
■ DVDをiPad用にエンコードする
DVDをパソコンに取り込んだら、iPadで再生できる形式に変換します。使用するソフトは、前回も紹介したXMedia Recodeです。このソフトは手軽に様々な動画を読み込み、様々な形式に変換することができます。「DVD」を選択し、「ハードディスク」から先ほどリッピングしたファイルの場所を指定します。
既にiPad用のプロファイルが用意されているので、選択します。DVDの解像度は「720x480」なので、これを選びましょう。なお、1024kbpsではビットレートが足りない場合があるので、もし画質の高さを求めるのであれば、2000~4000kbps程度まで上げておきましょう。なお、どの程度のビットレートで十分かというのは動画素材(端的に言うと、動きの激しいシーンが多いか)によるので、色々試してみて勘所をつかむとよいと思います。
ファイルサイズも小さくしつつ画質を上げたいのであれば、「ビデオ」の項目から2-Pass 平均ビットレートやGOPサイズ等を調整していくことになります。ここでは割愛します。
シーンをカットしたり、表示サイズを変更したり、その辺の編集ツール並みのものが手軽にできます。必要であれば編集しておきましょう。
そして、「リストに追加」し、「エンコード」を選択すればエンコードが開始されます。エンコードは時間がかかりますので、空き時間にパソコンにやらせておきましょう。
XMedia Recodeダウンロードサイト
■エンコードしたファイルをiPadへ転送する
これも前回と同じ。iTunesを使ってiPadへ転送します。以上で、無事にDVDをiPadで堪能できるようになるはずです!買い貯めた物の時間がなくて棚に眠っているDVDをこの機会にiPadに詰め込んで、適当な時に堪能しましょう!