小惑星「イトカワ」の探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰ったカプセルに微粒子
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、小惑星「イトカワ」の探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰ったカプセルに微粒子が含まれていたと発表した。
これまでに回収されたカプセルから、ごく微量のガスが確認されていたが今回、カプセルの中の容器を顕微鏡で観察したところ、およそ1mmの小さな微粒子が10数個と、10ミクロン程度の微粒子が2個確認されたという。
この微粒子がイトカワに由来するものと確認されれば、世界初の快挙となるが、カプセル内には、もともと地球上の微粒子が混入している可能性が高いということで、宇宙航空研究開発機構では、微粒子の分析を慎重に進めることにしているが、結果が出るのは8月以降だという。
(07/05 21:51)