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農家支援予算提案へ えびの
(2010年5月15日付)
えびの市は14日、口蹄疫で出荷が滞っている畜産農家への飼料代助成など、市独自の支援策を盛り込んだ本年度の一般会計補正予算案をまとめた。17日に開会する5月臨時議会に提案する。
総額は、自主消毒ポイントの運営費や機材購入費など防疫対策として専決処分した1億1793万円を含む2億3479万円。財源は県の補助金や財政調整基金の取り崩しなどで賄う。
農家支援では、飼料代の助成として3909万円を計上。4〜7月の競り市に出荷を予定していた子牛について1頭当たり1日250円、そのほかの牛、豚も5月出荷分を対象に1日75〜225円を補助する。
また、子牛平均価格が35万円を下回った場合、上限2万円で価格差を補充する補助金1888万円、畜舎など増設の補助300万円なども盛り込み、市で牛を買って農家に貸し付ける既存の貸付家畜事業は4500万円を上乗せする。