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川南5農場感染疑い
(2010年5月15日付)
県は14日、川南町の5農場で新たに口蹄疫の感染疑いがある牛を確認したと発表した。飼育している計109頭はすべて殺処分される。感染・感染疑いは91例となり、殺処分対象の家畜は8万366頭(牛6713頭、豚7万3653頭)となった。
県口蹄疫防疫対策本部(本部長、東国原知事)によると、農場はいずれも肉用牛繁殖経営。13日に農場主や共済獣医師からの通報を受け、宮崎家畜保健衛生所の獣医師が症状を確認。検体を動物衛生研究所海外病研究施設(東京)に送り14日、遺伝子検査で陽性反応が出た。殺処分された家畜は4万1848頭となり、殺処分対象の過半数となった。
13日に制限区域が新たに設定されたことに伴い。国道10号の新富町三納代の自主消毒ポイントを24時間消毒に格上げ。合わせて国道10号高鍋町持田(東児湯消防署跡地)のポイントは自主消毒に切り替え、時間も午前5時〜午後9時に短縮する。