“小党は他党と手握るべき”
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“小党は他党と手握るべき”

7月8日 19時10分

菅総理大臣は、熊本市で街頭演説し、「小さな党は、目立っても、国会では法案が通せないので、ほかの党と手を握って仲よくしなければいけない」と述べ、みんなの党を念頭に、参議院選挙後に連携を模索したいという考えを示しました。

この中で菅総理大臣は、今回の参議院選挙について「2大政党を前提に、1つの政権が出来たときには、短くても3年から5年政権を担当し、評価を受ける。そういった形で2大政党がちゃんと定着するかどうかの、まさに歴史的な選挙だ」と述べました。そのうえで菅総理大臣は「小さな党は、まず目立たなければいけないが、目立っただけではだめだ。目立っても、国会では法案が通せないので、ほかの党と手を握って仲よくしなければいけない」と述べ、みんなの党を念頭に、参議院選挙後に連携を模索したいという考えを示しましました。このあと菅総理大臣は、記者団に対し、消費税率の引き上げについて「超党派で消費税を含む税制の議論をしようと申し上げたことや、自民党が決めている消費税10%という考え方も参考にすることは、1ミリたりともぶれていないし、後退もしていない」と述べました。さらに菅総理大臣は「議論の中で、1つの案がまとまったとしても、次の衆議院選挙の前に実施するのではなくて、選挙で国民にきちんと判断をしてもらう。『次の衆議院選挙までの任期の間は、消費税率を上げない』と鳩山前総理大臣が発言したことと、私の考えはまったく変わっていない」と述べました。