岩手・盛岡市動物公園で目撃されたクマ、園内に仕掛けられたわなにかかり捕獲される
岩手・盛岡市の盛岡市動物公園で目撃されたクマが8日、園内に仕掛けられたわなにかかっているのが見つかった。
おりから飛び出し、山へと一目散に走り去ったクマが捕まったのは、動物公園だった。
5日、岩手・盛岡市の盛岡市動物公園で、職員が野生のクマを目撃した。
この騒動で、動物公園は6日から臨時休園になっていた。
この動物公園の周辺では、以前から野生のクマの目撃情報があった。
そして、盛岡市動物公園から500〜600メートルほど離れた場所で、クマが目撃された。
目撃者は、クマの様子を再現し、「本当に(クマに)来られたらどうしようというのが本音」と話した。
地元の人は「今ごろはミツバチ探しに来るの、クマが」と話した。
そこで、園内3カ所にクマの大好物であるハチミツを使った捕獲用のわなを設置した。
すると、クマが目撃されてから3日たった8日朝、仕掛けたわなにクマがかかっているのが見つかった。
捕まったクマは、推定5〜6歳、体長124cm、体重53kgのオスだった。
盛岡市動物公園の田中光洋園長は、「3日間休園したんですが、無事捕獲という安全性を確保するうえでは、最高の形で確認できた」と話した。
動物公園は、9日から通常通り開園する方針。
(07/08 19:39 岩手めんこいテレビ)