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都農、川南で新たに6例 移動制限区域追加
(2010年5月9日付)
県は8日、口蹄疫に感染した疑いのある牛と豚を都農町の1農場(牛)と川南町の5農場(牛4、豚1)で確認したと発表した。飼育頭数は計1822頭で、感染・感染疑いは計49例となった。殺処分の対象は計6万2426頭。都農町の新たな感染疑い農場は、1例目となった同町内の農場から東に約4キロ離れており、県は9日にこの農場を中心に家畜の移動・搬出制限区域を追加する。
県口蹄疫防疫対策本部(本部長・東国原知事)によると、各農場から7日に宮崎家畜保健衛生所に通報があり、検体の送付を受けた動物衛生研究所海外病研究施設(東京)が8日、感染疑いを示す陽性反応を確認した。
県畜産課によると、同日現在で家畜の殺処分や埋却など防疫作業を進めているのは計31農場。県職員や獣医師ら約350人が作業に当たっているが、「とても対応できない」として、国や他県に獣医師らの応援増員を要請し、週明けには2倍の人員で臨む方針。
また、同研究施設は同日までに、感染疑い6例目(都農町)と9例目(えびの市)、11例目(川南町)となった各農場の感染疑い牛について抗原検出検査の結果、口蹄疫O型と確定した。感染確定は計10例となった。