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官房副長官がえびの視察

(2010年5月2日付)
 松野頼久官房副長官は1日、えびの市役所を訪れ、口蹄疫問題について村岡隆明市長やJAえびの市の篠原一利組合長らと意見交換した。会議は非公開で行われ、終了後に取材に応じた松野副長官は「(畜産農家が)経営を続ける上で困っていることなどをうかがった。現状を政策に反映させていきたい」と話した。

 意見交換には、市や同JAの幹部ら約20人が出席。村岡市長が「口蹄疫で畜産そのものが崩壊しかねない。離農する人を出さないよう、国には元気が出る政策を打ち出してほしい」などと要望したという。

 松野副長官は会議後、「出荷が止まり、餌代もかかる状況も聞いた。政府として最大限バックアップしていくつもりだ。少しでも生産者、消費者の皆さんの不安を和らげたい」と話した。