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旅行自粛求める過剰反応 長崎・五島市
(2010年5月2日付)
本県で家畜の感染症、口蹄(こうてい)疫が発生した問題で、長崎県五島市とJAごとう(同市)が、市民に南九州への旅行自粛を求める文書を作成、約1万7千世帯に配ったことが1日、分かった。長崎県は「過剰反応だ」と指摘している。市農林課によると、文書は「五島の畜産を守りましょう!」と題され、A4の紙1枚。「(口蹄疫の)侵入防止の徹底を図るため、当面、南九州方面へのお出かけはできるだけ自粛してください」としている。自治会を通じて配布した。同課は「畜産業は市の農業産出額の約4割を占め、家畜が感染した場合の影響の大きさを考えた対応だ」と説明。
一方、長崎県農林部は「畜産関係者にできるだけほかの畜産施設に立ち寄らないよう県も呼び掛けてはいるが、市民に旅行自粛まで求めるのはやりすぎだ」としている。