古代エジプトの味？京大などがノンアルコールビール

京都大、黄桜などが開発した「サイファーナイル」

　京都大と早稲田大、大手酒造会社「黄桜」（京都市伏見区）が、古代エジプトで栽培された品種の流れをくむ小麦を原料にノンアルコールビール「サイファーナイル」を共同開発し、発売を始めた。「お酒の飲めない方も、古代のロマンを味わって」とＰＲしている。

　３者が共同開発した「ナイルビール」シリーズは２００６年に販売が始まり、今回は０８年９月発売の「ルビー」に続く第４弾。「サイファー」は英語でゼロを意味し、アルコール分は０％だが、しっかりとした苦みや酸味が楽しめる。１本税込み２９８円（３３０ミリリットル）で、両大学内や黄桜直営店で販売。年間２万本の出荷を見込んでいる。

　問い合わせは、黄桜お客様相談室（０７５・６１１・２１７２）。