韓国・ソウルで講演を行っていた重家駐韓日本大使に男が投石 大使館員1人がけが
7月8日6時17分配信 フジテレビ
7日夜、韓国・ソウルで講演を行っていた重家俊範駐韓日本大使に向かって、男(50)が2度、石を投げつける事件があった。大使は無事だったが、大使館員1人がけがをした。取り押さえられた男は「あいつ(重家大使)を殺せ! お前ら韓国人だろ! なぜ座ってるんだ!」などと叫んだ。
事件の瞬間をFNNのカメラがとらえた。
7日午後7時すぎ、ソウル市内で行われていた重家大使の講演会場で、質問に立った男が突然、「大使に手紙を渡す」と言って演壇に近づき、直径10cmほどの石を2度にわたって投げつけた。
大使にけがはなかったが、通訳をしていた大使館員が左手を負傷した。
男は、政治団体の代表を名乗り、竹島や教科書問題などについて言及していて、関係者に取り押さえられ、警察に身柄を引き渡された。
重家大使は、7月中に離任する予定で、「日韓新時代共同繁栄に向けて」と題して講演を行っていたが、竹島問題については、この講演では触れていなかったという。
最終更新:7月8日10時32分
