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宮崎で新たに口蹄疫疑い…終息確認早くても27日

口蹄疫の対策会議で発言する宮崎県の東国原知事

 宮崎県は4日、宮崎市の農場でよだれなど口蹄疫の症状を示す牛が新たに1頭見つかり、写真判定で感染疑いと判断したと明らかにした。疑い例確認は6月18日以来。県は同農場で飼育中の牛16頭の殺処分、埋却を5日未明に終了した。農林水産省によると、動物衛生研究所が実施した遺伝子検査でも陽性となった。

 7月16日に予定していた県全域の「終息確認」は、早くても27日に先送りとなる。東国原英夫知事は5日、県庁で開かれた対策本部会議で「非常に残念。極めて深刻に受け止めている。感染ルートを徹底して調査し、再度、全庁を挙げて取り組みたい」と述べた。

 県は1日、家畜約27万6000頭の処分が完了したのを受け、非常事態宣言のうちイベントなどの延期を求める部分を、家畜の移動が制限されている区域を除いて解除したばかり。東国原知事は同宣言の一部解除について「今回の発生農場は移動制限区域内にあり、このまま変更はない」とした。

 県によると、感染疑いの牛が新たに見つかった農場は、6月18日に疑い例が確認された宮崎市内の農場から約800メートル。

 県が同市内で安全性調査の一環として実施した抗体検査で、陰性が確認できない牛がいたため農場に立ち入りし、目視検査で症状が出ているのを発見したという。

 県は川南町など被害多発地域での安全が確認されることを前提として、16日午前0時を県全域の終息確認のタイミングとする方針だった。

 農水省の防疫指針では、原則として最後の殺処分完了から21日間は制限区域を解除できないため、今回の発生を受け、県全域の終息確認は最短で27日にずれ込む。

 県はこれまでに、被害多発地域の発生農場から半径10キロ圏内でワクチン接種を実施、接種後に全頭を殺処分済み。今回の宮崎市の農場は接種対象地域になっていない。

 一方、県が安全性調査を進めてきた西都市の家畜の抗体検査は、すべて陰性だったことが判明。県は同市内の発生農場を中心とする移動、搬出制限区域を6日午前0時に解除する。

(2010年7月5日21時29分  スポーツ報知)

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