亀井代表、全日のリングで挑発「オレとやるか！」

悪役レスラーのＴＡＲＵ（右）と握手しようとした亀井静香代表（左）を制止する西村修氏（右から２人目）

　国民新党の亀井静香代表（７３）が４日、大阪府立体育会館で全日本プロレスのリングに上がり、プロレスラー・西村修氏（３８）＝国民新・比例＝の支持を訴えたが、リング入りの際にロープに足を取られて転倒。西村氏とＳＰに抱き上げられた。

　この日は新党日本の田中康夫代表（５４）と応援演説中に、悪役レスラーのＴＡＲＵ（４５）が率いるブードゥー・マーダーズが乱入。「政治家の中ではヒール（悪役）らしいな。仲良くしようや」と声を掛けられ、握手で応えようとした亀井氏を西村氏が「亀井代表はプロレスの政治を知らない。握手したらブードゥーに加入になっちゃいます」と必死に制止するひと幕もあった。

　２日の後楽園ホールでのリングデビューでは「合気道６段」と豪語していた亀井氏だが、結局は武藤敬司（４７）がＴＡＲＵをドラゴンスクリューで“ＫＯ”。亀井氏は「大丈夫？　オレとやるか」と挑発したが、悪役たちは退散し、見せ場はなかった。

　「オレも乱戦に入りたかったけどＳＰに止められちゃった」と無邪気な亀井氏に、田中氏は「乱戦は国会でやってますから」となだめていた。

（2010年7月5日06時02分  スポーツ報知）

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