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太蔵候補、大変心!?丸刈り頭で演説冒頭は謝罪

神楽坂・毘沙門天前で「改心」を訴える杉村太蔵氏

 小泉純一郎元首相(68)の下、2005年の“郵政選挙”で初当選した「小泉チルドレン」。その後は選挙区を替えたり落選を味わうなど、それぞれが別の道を歩いてきた。衆議院から参議院にくら替えしての今回の戦いは、いずれも「ボーダーライン」などと伝えられる厳しい戦い。「料亭に行きたい」などトンデモ発言を連発した杉村太蔵氏(30)=たちあがれ日本・比例=は、丸刈りの「改心」した姿で街頭に立っている。

 「杉村太蔵です! 初当選直後の言動で、多くの国民の皆様に不快な思いをさせ大変申し訳なく思います。しかし! 今は違います!」

 街頭演説の冒頭は、決まって謝罪から…。みそぎの丸刈り頭でマイクを握り、甲高い声を響かせる杉村氏に、クスッと笑ってしまう聴衆は少なくない。5年前の数々の失言には「本当に子供だったと思う」。まさに大変身。あの頃のお調子者キャラは影を潜めている。

 05年の初当選後、杉村氏はマスコミの取材ラッシュに対し、ひんしゅくものの失言を繰り返した。「ヒラリーマンでしたから、料亭に行ったことはない。早く行ってみたいです」「国会議員はJRに乗り放題。しかも全部グリーン車です」。太蔵氏の後見人だった自民党・武部勤元幹事長(69)からおしかりを受けるなど、あまりに政治家らしからぬ態度だったが「悪気はなかった。不慣れな取材に軽率だった」と自ら振り返る。

 昨年の衆院選では自民党の公認争いに敗れ、出馬を断念。その後は公の場から姿を消し「自分を見つめ直すべく」欧米など世界各国を渡り歩いた。米ロサンゼルスでは「俺はIT業界でビル・ゲイツを超える」という同世代のシンガポール人留学生と出会うなど刺激を受けた。雇用政策などに関する書籍約150冊を読むなど、猛勉強した。

 関係者によると、参院選擁立には党内でも反対の声が多かった。だが、06年から杉村氏に政策について指南してきた与謝野馨・たちあがれ日本共同代表(71)が「国民のために働ける男。新しい杉村太蔵を見てくれ」と幹部らを説得した。

 3日は東京・神楽坂などで演説。今参院選では、自民党から数人の「チルドレン仲間」が出馬しているが「全く意識しません」と言い切った。「東京、品川、浜松町の駅は全国の人が行き交うから」と、先月24日の公示後からこの日までは東京を離れず、山手線沿線の駅での遊説に徹している。批判的な見方もあるが「どう見られようと心機一転、オールリセットして当選に向かっていきたい」と真剣に話した。

(2010年7月4日06時03分  スポーツ報知)

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