千葉 子じか2頭が“入学式”
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千葉 子じか2頭が“入学式”

7月5日 17時15分

しかの飼育をしている千葉県習志野市の小学校に新たに2頭の子じかが仲間入りし、子じかの「入学式」が行われました。学校では、子じかの名前を児童が応募した中から選んで決めることにしています。

習志野市立袖ケ浦西小学校では、子どもたちに命を大切にする心をはぐくんでもらおうと、しかの飼育を続けてきましたが、去年から年老いた雄じか1頭だけになっていたことから、このほど、千葉県香取市の香取神宮からメスの子じか2頭が贈られました。5日は全校児童320人余りが参加して子じかの「入学式」が行われ、1年生4人が「いっしょに遊ぼうね、仲よくしてね」と話しかけながら、せんべいやにんじんをあげました。このあと、全員で「子鹿のバンビ」を歌って新しく仲間になった2頭を歓迎しました。しかの世話を担当する5年生の男の子は「世話をするのは、たいへんだけど名前を呼んで、餌をあげたり、きれいに掃除をして早く仲よくなりたいです」と話していました。長谷川隆校長は「みんなで力を合わせて世話をし、人間を慈しむのと同じような気持ちになってもらえれば」と話していました。