5日朝、徳島県内の国道で、大阪に向かっていた長距離バスとトラックが衝突し、バスの乗客1人が死亡し、6人が病院に運ばれ、手当てを受けています。
5日午前8時前、徳島県牟岐町の国道55線で、高知から大阪に向かっていた長距離バスとトラックが衝突し、バスの窓ガラスが割れ、窓枠などが大きく壊れました。長距離バスには、乗客6人が乗っていましたが、このうち大阪市大正区の中村美佐子さん(62)が頭などを強く打って死亡しました。また、残りの乗客5人と、トラックの運転手の男性が、病院に運ばれ手当てを受けていますが、いずれもけがは軽いということです。現場は片側1車線の国道で、警察によりますと、トラックが対向車線に出てバスの右側面に衝突しているということです。警察は、トラックに取り付けられているクレーンのアームがバスの側面にぶつかったものとみて、事故の状況をさらに詳しく調べています。