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相撲部屋など家宅捜索!新事実発覚なら場所打ち切りも

阿武松部屋に入る警視庁の捜査員
阿武松部屋に入る警視庁の捜査員
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 大相撲の野球賭博問題で、警視庁は7日、賭博開帳図利の疑いで、相撲部屋、名古屋場所の宿舎など30カ所以上を一斉に家宅捜索した。警視庁は押収した資料を分析し、現役力士についても賭博容疑での書類送検などを検討する。力士らが大量に立件されることになれば、名古屋場所(11日初日、愛知県体育館)や、秋場所(9月12日初日、両国国技館)の開催にも影響を及ぼすことになりそうだ。

 NHKの生中継中止の衝撃が冷めやらぬ7日朝、相撲界は新たな激震に見舞われた。警視庁の一斉家宅捜索は千葉県習志野市の阿武松部屋など相撲部屋13カ所とその名古屋場所の宿舎、元琴光喜、前大嶽親方(元関脇・貴闘力)の自宅など30カ所以上が対象となった。

 力士と賭博の胴元をつないだとされる床山らが所属する阿武松部屋の愛知県尾張旭市の宿舎には午前11時過ぎに捜査員5人が入った。阿武松親方(元関脇・益荒雄)は「お騒がせして申し訳ありません。今捜査を受けており、詳しいことはお許しください」と頭を下げた。

 謹慎中の武蔵川理事長がいる東京都荒川区の武蔵川部屋にも午後、3人の捜査員が入り約40分間捜索。賭博で親方自身が降格処分を受けた時津風部屋の愛知県犬山市の宿舎にも捜索が入るとの連絡があり、時津風親方(元幕内・時津海)は「捜査中なので何もコメントできない」と硬い表情だった。

 伏線があった。中井洽国家公安委員長が前日、野球賭博問題で協会関係者に「捜査に協力しない者がいる」と指摘。「テレビで釈明するのは熱心だが、捜査では言を左右する者がいる」と不満を述べて強硬措置に出ることを示唆していた。

 相撲協会の村山弘義理事長代行はこの日「捜査には全面的に協力するよう、協会員全員に指示した。捜査の結果を待って、さらに必要な反社会勢力対策等の措置を講じます」とコメントを発表した。だが、捜査で暴力団との関係が明らかになれば相撲界にさらにダメージを与えることになる。

 相撲協会の特別調査委員会による調査は、解雇された元琴光喜らを除き、名古屋場所出場の可否判断に主眼を置き、最終報告は警察の捜査を加味するものだった。だが、警察の本格的な捜査の行方を待つことなく名古屋場所開催を決定。一斉捜索という事態を受け、場所開催の判断そのものを問う声が上がっても不思議ではない。

 警視庁は押収した資料を分析し暴力団の関与など全容解明を進め、力士らについても常習性や賭け金の額などを考慮し、賭博容疑での書類送検などを検討する。捜査関係者は「場所中の立件も辞さない」としている。新たな事実が発覚し、多くの力士が立件されれば事態は急変する。

 村山理事長代行は「結果によって考えます」と捜査の行方次第で新たな力士の処分がありうることを示唆。ある協会関係者は「力士が大量に立件されれば場所をやっている場合ではない」と指摘する。最悪の場合、秋場所開催の中止や、名古屋場所の途中打ち切りに発展する可能性もある。

 ≪ファン反応さまざま≫警視庁が家宅捜索に踏み切ったことに相撲ファンはさまざまな反応を見せた。両国国技館で番付計10枚を買ったという千葉県の50代の男性会社員は「警察の調べを待ってから、日本相撲協会は力士や親方の処分を出しても良かったのではないか」と協会の対応に不満そう。会社員の島健一さん(57)は「問題が発覚した当初、野球賭博を否定する力士がいるなど、相撲界は身内に甘いと思う。徹底的に悪いところを出し切らないとファンが離れてしまう」と指摘した。

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