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【記者コラム】うすでこ(都農支局)
(2010年4月24日付)
畜産の町が揺れている。都農、川南両町で口蹄(こうてい)疫に感染、あるいは感染した疑いがある牛が見つかった。宮崎市などで92年ぶりにウイルス感染が確認され、畜産王国宮崎に衝撃が走った2000年。あれから10年、再び“見えない敵”が農家を苦しめている。低迷が続いていた市場価格がようやく上向き始め、経営の立て直しに明るい兆しが見えてきた矢先の事態。牛を失った落胆、感染拡大の不安、出荷停止による経営難…。心情を思いやると、どう声を掛けていいものか。心のよりどころの一つとしては、公的支援の投入と思う。国は10年前、発生から約2週間で緊急支援のめどを付けた。迅速な対応を期待したい。(鳥)