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【支援策】JA西都は競り売上金仮渡しへ

(2010年4月24日付)
 口蹄疫発生を受け、JA西都は23日の理事会で、中止されている競り市に出荷予定だった牛や豚の売上金を農家へ仮渡しする経済支援対策を決めた。競り市が中止されている間の資金繰りに充ててもらうのが目的。

 仮渡し金は1頭当たり子牛20万円、肉用牛10万円、子豚3千円、肉用豚5千円を上限に出荷予定数分を支払い、競りが再開された後に販売価格との差額を精算する。JA西都に加入する牛の繁殖、肥育、酪農と養豚の農家345戸が対象。JA西都では競りが再開されるまで当面、申請を受け付ける方針で、緒方安雄組合長は「生産者が安心できるよう、できるだけの支援はしていきたい」と話している。

 申請は西都市、西米良村の7支所(午前8時〜午後5時)で受け付ける。問い合わせはJA西都畜産課TEL0983(43)3113。

■餌や肥料代金の支払い先延ばし JA児湯

 JA児湯は23日、同JAから餌や肥料を購入している組合員の資金繰りを支援するため、希望者については5月の支払いを6月に先延ばしすることを決定した。