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【行事の中止・延期】県外
(2010年4月26日付)
◇しぶしお釈迦祭り中止 鹿児島県志布志市で29日に予定されていた、しぶしお釈迦(しゃか)祭りは中止。
(2010年4月23日付)
■鹿児島でも観光に影響
口蹄疫に感染した疑いのある牛が都農、川南町で確認された問題で、隣県の鹿児島県でも競り市や観光行事が中止された。同県は肉用牛が全国2位、養豚が1位の飼育頭数を誇る畜産王国だけに、敏感な反応を見せている。
JA鹿児島県経済連によると、今月中に5カ所で行われる予定だった競り市はすべて中止か延期とした。23日と来月14日に開催予定だった子牛共進会も中止。同経済連肉用牛課では「家畜を動かさないのが最善の防疫」と話す。
同県内で肉用牛、養豚の頭数がともに1位の鹿屋市では、今月29日開幕予定だった「かのやばら祭り」について、22日に中止を決定。同市畜産林務課では「(6月13日までの)期間中、9万人が訪れ、県外客も多い。考えられる対策はすべて取りたい」と慎重を期す。
大分県内では22日の乳用牛の品評会1件を中止。同県家畜衛生飼料室では、今回の移動制限区域内を30日以内に移動した家畜などの確認を急いでいる。
熊本県では「状況が状況だけに」(JA熊本経済連)と、畜産農家やJA担当者が集まる研修会や講習会を延期する動きも。ただ、市場は通常通り開催する方針という。