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【支援策】宮銀が26日から緊急融資
(2010年4月23日付)
宮崎銀行(小池光一頭取)は22日、都農町と川南町で口蹄(こうてい)疫に感染した疑いがある牛が確認されたことを受け、影響が懸念される農畜産業や食品製造業者を対象に、運転資金を貸し付ける緊急対策融資の取り扱いを始めることを明らかにした。同行が農畜産業の天災に特化した独自の救済策を設けるのは初めて。受け付けは26日から各営業店で始める。同行の各営業店では20日以降、「売り上げがなくなった。資金援助をしてほしい」といった業者からの声が相次いでおり、今回の資金援助を決めた。緊急対策融資は、口蹄疫による影響を受けた、または今後影響を受ける恐れがある農畜産業者と食品製造業者が対象。証書貸付型で、利率は年利2%の変動金利。貸し付けの上限額は3千万円。
取り扱いの期間は、口蹄疫の問題が収束するまでで、期間は最長で5年間。受け付けは、本県と鹿児島県の事業性融資を取り扱う69の店舗で行う。融資には決算書3期分と確定申告書の提出が必要で、所定の審査が行われる。
同行営業支援部は「県内の関係機関が一丸となって対策に取り組む中、地元の金融機関として精いっぱいの支援をしていきたい」としている。
問い合わせは同部TEL0985(32)8329か各営業店。