関連記事
感染防止へ異例の無観客試合 甲子園県予選
応援団ら「残念」 甲子園県予選無観客試合
農家「処分強制」なら訴訟も 民間種雄牛問題
【記者コラム】さんしょの実(日向支局)
作品販売、義援金に 西都市美術協会が展示会
県へ基金創設を申し入れ 社民党県議団
本県に処分家畜処理車導入を 農相が検討
【口蹄疫Q&A】ワクチン後に殺すのはなぜ?
高総文祭に北海道の7校不参加 畜産農家ら要請
早期終息を星に願う きょう七夕
国の防疫マニュアル初適用 宮崎市で県
民間種雄牛問題 納得いく方法を 知事定例会見
「終わりが見えない」 宮崎市3例目に落胆
全面解除は最短27日 宮崎市3例目も陽性確認
防疫徹底求める 山田農相
非常事態宣言後初の出張 知事「問題なかった」
「アイビー」使用せず 甲子園県予選
【口蹄疫Q&A】ウイルスの潜伏期間は?
西都の制限解除 抗体検査で清浄性確認
「ワクチン拒否」きょう勧告期限 特例国認めず

農家の声代弁 都農、川南両町長が知事と会談
(2010年4月23日付)
両町は、確認農場の防疫完了から最低21日間、牛や豚などの家畜や生乳の移動が禁止される移動制限区域内にほぼ全域が入っている。
知事は午後2時ごろに川南町役場を訪れ、町対策本部長を務める内野宮正英町長らと意見交換した。内野宮町長は「畜産農家は精神的に参っており、心のケアも大事だ」と話した。
知事は「牛の値段が安いなど、畜産を取り巻く環境が厳しい中での(疑い)発生で、精神的ダメージは大きいだろう。心のケアと合わせて、経済的支援をスピード感を持って行う」と素早い対応を約束した。
続いて訪れた都農町役場では、知事が「生産者の意欲がなくなることが心配。国と県が町と連携して支援していきたい」と語り、河野正和町長は「牛の飼育農家だけでなく、養豚農家にも不安が広がっている。国が財政的な支援をするという宣言が一日でも早く出るように、国へ働き掛けてほしい」と要望した。
報道陣の取材に対し、知事は「生産農家の方々が隠ぺいせず、きちんと報告してくれたことに感謝したい。家畜に異常を感じたらすぐに専門家などに連絡してほしい」と呼び掛けた。両町役場以外に、高鍋町や日向市の3カ所で消毒ポイントも視察した。
【写真】東国原知事と意見交換する内野宮正英川南町長(左)ら=22日午後1時55分、同町役場
■食と農の祭典、軽トラ市を中止
JA宮崎経済連は24、25日に宮崎市のシーガイア・イベントスクエアで予定していた「食と農の祭典2010」を中止することにした。
川南町商工会も25日の定期朝市「軽トラ市」の中止を決めた。