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【支援策】消毒剤を配布 JA宮崎経済連

(2010年4月23日付)
 JA宮崎経済連は22日までに、口蹄疫の防疫対策として畜舎周辺の洗浄に使う「炭酸ソーダ」(25キロ入り)2000体と、車両や靴裏などの消毒剤(5キロ、10キロ入り)800体を確保、県内の全JAに配布を始めた。配布先は口蹄疫疑いの牛が確認された農場のあるJA尾鈴が中心。各JAを通じて農家に配る。
 
 JA尾鈴では、同JA本所(川南町川南)と都農支所(都農町川北)の2カ所で消毒剤を配布。23日以降も配布を続ける。同経済連では薬剤の使用方法などを示したマニュアルも県内の畜産農家へ配る。

 また、同経済連によると、2例目の移動制限区域内の養豚農家51戸のうち、5月上旬までに5戸、同中旬までに11戸、同下旬までに10戸の計26戸が出荷ができずに豚舎への収容が不可能になる。このため、同経済連は子豚を管理でき、農場内に設置できる簡易豚舎の設置も検討している。