帝国データバンクがまとめた6月の景気動向調査によると、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の感染被害が広がる宮崎県の景気指数が急低下し、47都道府県で最下位に転落した。南関東や東海など指数が改善した地域が目立つなか、宮崎県が足を引っ張る形で九州は伸び悩んだ。
帝国データの景気DIは企業の景況感を指数にしたもので、50より上なら「良い」が多く、下回れば「悪い」が超過したことを示す。6月の全国平均は32.3で、リーマン・ショック後の回復基調は維持しているものの、改善ペースはやや鈍っている。
宮崎県の6月の景気DIは前月比5.8ポイント減の20.2%だった。宮崎県の口蹄疫問題の影響で人やモノの流れが停滞したことを表し、九州の「農・林・水産」が低迷しただけでなく「小売り」「サービス」「運輸・倉庫」といった内需関連業界が悪化した。
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