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感染防止へ異例の無観客試合 甲子園県予選
(2010年7月7日付)
宮崎市跡江での新たな口蹄疫発生を受けて、県高野連は6日、宮崎市・佐土原高で緊急理事会を開き、16日開幕の第92回全国高校野球選手権宮崎大会を無観客試合で行うことに決めた。原則として一般、応援団の入場を禁止し、例外的に野球部員と保護者のみ防疫措置を徹底した上で観戦を認める。日本高野連によると、無観客試合は高校野球史上、極めて異例という。
口蹄疫に関する県の非常事態宣言がまだ解除されておらず、感染拡大の防止を優先するのが狙い。
同日の理事会では、今回の口蹄疫確認で、予定していた3球場の一つ、同市の生目の杜運動公園アイビースタジアムの使用を見送らざるをえなかったため、県総合運動公園サンマリンスタジアム宮崎、ひむかスタジアムの2球場で行うことを申し合わせた。
会期については12日間から1日延ばし、決勝を28日に行うとした。これに伴い、開幕から5日間は期間中最も多い1日7試合を消化する。
県高野連の松山孝太郎会長は「県民一体となって防疫措置に努めなければならない。今まで熱心に応援してくれた皆さんには申し訳ないが、今回は我慢していただきたい」と理解を求めている。
【山口雅生・日本高野連事務局長代行の話】(無観客試合は高校野球史上)やはり異例のこと。地元(県高野連)でいろいろと検討された結果だろうから、(無観客試合でも)開くという地元の選択を尊重したい。