6m.疑惑のQSL

Super DXerの場合は?

17JUL..2007

追記:22JAN.2007
 「QSLマネージメントに関する一考察」JA1BK 追加記事
:09MAR.2007
写真追加:05NOV.2007








この話の舞台となったVP2Mモンセラッテは火山島である、
私がQRVした後噴火を起こして島の1/3は溶岩に覆われてしまって道路は寸断、
状況は三宅島噴火を大きくした状態、当然ながら島を脱出する人が続出した。






憧れのカリブ海で見たJAーOMのQSLingの実態とは?




  私は長年の夢であったカリブ海からアマチュア無線を! との希望をやっと実現して次から次へとカリブの島を訪れていました。
(Caribbean Islands hopping と言う。)そしてカリブ海のモンセラッテ島でVP2MEZのコールで運用した後、VP2MOのシャックを訪ねた時、彼から
「QSOもしないのにJAからQSLがどかっと来た、これは一体どう言う訳だ?」と、言われてまさかと思いましたが、実際QSLカードがJAから多数来ておりそれは菓子箱?一杯になっていました。 ちょっと拝見、とそのQSLカードのコールサインを見てさらにビックリ、それはJAを代表するようなSuper OM ばかりです、それも雑誌で「DXーQSO仕方とかQSLの発行はこう有るべきだ。」と自ら書いているような局です、DXCCerでは無い私でも知っている様なスーパーOMさんのQSLカードなのです。 
まさかカリブでこんな物に出会うとは、正直これには本当に驚きました。
 



 
  
JA1RJU QSL 表面                                        裏面




● VP2MOとの会話


VP2MO: HirooこのJA1RJU局は英語が分かるのか?


VP2MEZ(Hiroo): この局JA1RJUはJAで有名雑誌の6mのedをしているSuper 6m DXer局だ、また仕事は新聞社に勤めていると聞いている、ならば最高学府の大学を出ているだろうから、当然英語は自分みたいな田舎の工業高校卒の低学歴者より格段にうまいはずだ。

VP2MO: 私はこの局が英語が分かるとは思えない、なぜなら彼のQSL cardには
        「Confirming our QSO」と印刷してある、しかし裏面にQRMでよく分からん、と書いてある、これは表面の内容と明らかに矛盾する、「QRMでよく分からん。」 それならレポートは559であるわけが無い、彼はConfirming と言う初歩的な英語すら理解できない人間ではないのか?

VP2MEZ:・・・・・ 沈黙・・・「私は恥をかいて言葉を失いました。」

VP2MO: 彼はQSL cardでなくSWLcardを出すべきだった。 こんな意味の無い 
       QSLCardいらないから君が欲しいのなら上げるよ。

・という分けで現在私の手元に6mのSuper OMのVP2MOへ請求した各局のQSL cardsが有るのです。 


 


min6m/160mで特に人気の白紙QSL card。



Super OMの 6m QSLs

一部ですが私がVP2MOより持ち帰ったQSL cardsを紹介します” 順不動

JA1BK,JA1GTF,JA1VOK,JA1RJU,JR1MFD,JI1DLZ,JI1JGO,JG1TSG,JE1RKX,

JA1TGS,JL1MEX,JH1GUL,JA1PVI,JA4MBM,JA4HTW,JH4JPO,JA6RJK{SWL}.

160mDXでNo-1のJA1GTF JA1GTF 裏面 Power 400Wが素晴らしい。
JA1PVI QSL 表面 JA1PVI  QSL 裏面 素晴らしいAMPの紹介。
 JA6RJKはQSO確認できず SWL cardとして送った。

JAから送られたQSL cardsには素晴らしい憧れのAMPのPowerの使用を明記した局がいました。確か1982年時代は50Mhzは50W制限の時代では?だがEMEと同じく本省申請による
時代を先取りした技術のある局での特別許可局だったのでは無いだろうか?







 
 6m QSLの疑惑と疑問


 QSLカードとは多くのアマチュア無線雑誌にQSLカードは交信証明書と解説されています。 

QSLカードは証明書である以上第三者(ARRL−DXCC等)に対してその交信の事実を責任もって証明する物でなければなりません。 現在でもDXCCでは交信の事実の証明にQSLカード提出を求めています。  多くのSuper DXerの目標はDXCCであることは事実でしょう。会員リストにその名を連ねていることから分かります。
 彼らSuperOMの目標であるDXCCはその会員資格は「紳士でありスポーツマンシップを持て。」と、求めています。 それは”カントリー(今はエンティティー)を増やす手段としてとにかくどんな方法でも構わない、QSOしたかどうか分からないけどまずはQSLカードを送ってみよう、もし返って来たら儲けもの! 1カントリー増えちゃった。” の考えと実行をDXCCの精神は求めていないと思います。

 QSLを紹介したOMsはそれらのDXCCの基本は百も承知でしょう,その知識が豊富故にDXに関するQSO仕方,QSL発行の記事を雑誌とか会報に執筆した事があるような有名OM です。 その様な局が交信相手のVP2MOから
「QSOもしないのにJAからQSLがどかっと来た、これはどう言う訳だ?」と、言われる様なQSLカードを何故発行したのか大いに疑問に思います。 これではQSOもしないのにQSLを請求するインチキ局と疑惑の目で見られてしまいます。 

 QSO/QSL時のレポート559等との最初の数字の R:5とは了解度5、すなわち100% 完全に内容を了解した。との意味です。VP2MOへ送られた全てのOMのQSLはR:5と記入されています。 ということは実際のQSOではQRMの中でもその卓越したOMの受信設備と受信技術でVP2MOよりのコールバックである相手の打つ自分のコールが確認でき、
かつ自分へのレポートも確認できた、と言う事実を記入して第三者へ公表するために作成して自筆署名した交信確認書です。

 アマチュア無線のOMの中にはログと比較して請求者のコールサインがログと
1文字でも違っていれば請求者へQSLは発行しない、と表明しているOMさんが居ます。そのOMの論理で行けば相手がこの局とはQSOしていない、と言われる事態とは、VP2MOからの自局へのコールバックを1文字どころか5文字もしくは6文字全部を間違えて取っている、イヤ全く取っていないどころか相手からのレポートも確認できない状態であった。 と指摘されても仕方が無いでしょう。・・・それでも自分の事となれば珍局へは他人へ自分が要求する条件を自ら無視して自分が請求する場合は5文字違い(QSOが確認できない)でもQSLを請求し相手に発行を要求するのか? その請求行動にOM の日頃のDX論理との大いなる違いにSuper OMの行動に矛盾を感じるのです。







   追記:19JAN.2007

    DXCCに古い話は禁物か?

この

 上記のhpを発表したところ、「随分古い話を持ち出すではないか。」との指摘がありましたのでこれに付いて答えてみます。

 近年高橋OM/JA1BWAが「DXの歴史」を出版しました、内容は30-40-50年前の大昔のDXの記録が検証,記載されていてOMがどの様な設備で、どの様に運用してきたか、どんな風に仲間と連絡してDX QSOしたのかなどが興味深く紹介されています。 真実の記録ならば、この様なOMの活躍の記録を残して賛美することは素晴らしい事です、しかし、全ての物事は相対的ですから他の考え方、見方もあります。 ある事実に対して賛美だけの持ち上げ記事ではなくNHKの番組的に言えば「その時DXの歴史は動いた。」風な考えで事実をじっくりと検証して別な角度で多次元的見方で事実の記録をまとめることもまた重要です。その結果言論の自由が保証されている日本なら「DX裏の歴史|の出版も当然許されるだろうと思うのです。

 もし、その記事が事実無根で該当者は名誉を傷つけられたと考えるのなら地裁へ民事訴訟を提訴して出版中止とか名誉毀損での損害賠償を求めるのが法治国家の一般的方法と考えます。
(当然、その裁判の被告として法廷記録を裁判記録として発表することは何らの違法性も無い。)
それに

「随分古い話を持ち出すではないか。」
 古いことは触れない、水に流す。 等の考えは法的に考えれば「時効」の適用です。 確かに民事、刑事事件に14,17年とかの時効は存在します。ではDXCCにもこの考えが適用できるのでしょうか? だが一般の出来事(事件)との法(ルール、会則)の違いを感じます。
なぜならば
DXCC30年前のQSOの記録(QSL)でもDXCCのエンティティー追加の申請できます、当然DXXはそれを認めています。それなら逆に30年前の記録に対しての異議申し立ても当然認められるだろう。 つまりDXCCに関する事に関して民事、刑事の訴訟法の様な時効は無いと考えられます。この様にDXCCの記録の有効性に関して時効がないからこそ、DXCCランクリストではまだ相当昔の消滅カントリー等も含めて345/329DXCCの公式記録として認めていると考えます。

米塚廣雄

あるハムからのhpの感想です。

20JAN.2007

 「米塚OMのDXCCの事項について読まして頂きました。確かに仰る通り、今日に30年前のQSOとその30年前の発行のQSLが時効でもなく有効とすれば、当然30年前のその局の状態や設置の経緯ついてはその局の許可等の不信を指摘されれば当事者は何らかの対処をすべきだと思いますね。」




Q



参考文献

QSLに関するSuper OM JA1BKのQSL請求方が書かれている

JA1BKの 出典: FEB.1997 JA-CQ誌の記事。出典



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まとめ

 私がのCQ誌の彼JA1BK Super OMの記事を読んで非常に奇異に感じるのは、JA1BKが言う「右手でxxをして左手でxxを要求するのはおかしいじゃないか。」と彼が言っている事です。 (これは59を発行するJA1ELYに向けてJA1BKが行った報復行動と巷では言われていた。)

 右手で「ログと請求QSLのコールが1文字違えばQSLは発行しない。」と言う御仁が左手で交信していないのに自らQSLを堂々と請求する。 これでは自己矛盾では無いかと言う事です 相手のVP2MOはJA1BKとはQSOしていないと言うのです、ですから彼のログにJA1BKのコールの記載は有りません。 
JA1BKが雑誌で言う事と自ら実践している事は全然違うではないか!驚嘆します。



VP2MOのログには、1文字違いのJA1BNでもなければJA1BRK とも記載されていません、イヤ1文字違いどころかコールサイン全てが違う、存在しないのです、JAの欠片もログには存在しないのです。すなわち
コールサインを構成する全てである5文字全部が間違いです

 それでも幻想的な架空の思い込みQSOを基にQSLの発行を要求して自分のQSLカードを送りつけるのです。彼のCQ誌のQSL処理の効率性の追求論理で言えばVP2MOは無駄時間を使わされてしまうのです。 名著「DXCCのすべて」の著者でもありSuperDXerのJA1BKがCQ誌上で展開するQSL発行に関する彼の論理と行動は矛盾していると感じざるを得ません。 
 
 更に彼がVP2MOへ送った559というレポートですが、どのアマチュア無線ハンドブックを読んでも
了解度5とは「完全に了解」である。すなわち「送信した内容を100%受信し了解した。」と記入されています。 それはたとえパイルが酷くQRM、QSBがあろうがビートの嵐があろうが1級アマチュア無線局であるJA1BKの卓越した受信技術で相手の送信内容を全て読み取った、という事に他なりません。 いみじくも、相手のコールバックが分からなかった、相手からの自分のレポートが確認できなかった等JA1RJUのQSLに記載された様な言い訳がDXCC topに位置するベテランSuperOMとして許されるわけがありません。 そんな事をしたらJA1BK自身が長年に渡って築き上げたDX史上の輝かし名声とDXCC−No1の地位を自ら土台から崩す事に成ってしまうでしょう。



6m・疑惑のQSO の続編、 OMの保険QSOの実態 「不都合な真実」をアップしました。25FEB。2007。





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