毎日新聞社:ビューンに出資…19%取得、第2位株主に

2010年7月6日 17時57分 更新:7月6日 18時33分

コンテンツ配信サービス「ビューン」では、「iPad」などで、毎日新聞の特別編集版「Mainichi iTimes」を読むことができる
コンテンツ配信サービス「ビューン」では、「iPad」などで、毎日新聞の特別編集版「Mainichi iTimes」を読むことができる

 毎日新聞社は6日、ソフトバンクグループのコンテンツ配信会社ビューン(東京都港区、蓮実一隆社長)の第三者割当増資を引き受け、発行済み株式総数の19%を取得し、第2位株主になったと発表した。

 ソフトバンクは、米アップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」などに向け、30種以上の新聞や雑誌などをパッケージで配信する事業をスタートさせるため、10年3月に3億円を出資してビューンを設立した。先月からサービスを開始したが、直後にアクセス集中のため一時停止し、システム増強などを行って6日からiPad向けにサービスを再開した。毎日新聞社は特別編集版「Mainichi iTimes(マイニチ アイタイムズ)」のほか、「サンデー毎日」と「週刊エコノミスト」を配信している。

 ビューンは、資本増強と提携関係強化のため1億8000万円の第三者割当増資を実施、同日までに毎日新聞社が9000万円、電通が5000万円、西日本新聞社が4000万円を引き受けた。

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