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大相撲“放送中止”直後の衝撃 「こんな大ごとになるとは…」

 野球賭博問題が各部屋に対する強制捜査に発展した。現役大関と親方解雇の異例の処分に加え、名古屋場所の生中継の中止が決まったばかりの大相撲。「こんな大ごとになるとは」「何も話せない」。場所間際まで続く騒動に、名古屋入りした力士やファンの間にあらためて動揺が広がった。

 力士と賭博の胴元をつないだとされる床山らが所属し、7日午前、警視庁の家宅捜索を受けた阿武松部屋。千葉県習志野市の部屋に続き、愛知県尾張旭市の寄宿先にも捜査員が入った。阿武松親方は「謹慎中なのでコメントは差し控えたい」と短い談話を発表した。

 現役時代の野球賭博で親方自身が降格処分を受けた時津風部屋。警視庁から犬山市の宿舎に捜索に入るとの連絡を受け、時津風親方は「捜査中なので、何もコメントできない。申し訳ない」と硬い表情で話した。

 元大関琴光喜関が所属していた佐渡ケ嶽部屋の一宮市の宿舎では、報道陣に囲まれた佐渡ケ嶽親方が「(捜索の)連絡は入っていない。あれば協力する」と言葉少な。

 湊部屋から出げいこに来ていた力士(22)は「ファンに対して残念なことをしていると思う」と神妙な面持ち。大阪市からけいこの見学に訪れた主婦(50)は「相撲界のために(捜査を)徹底的にやってほしいが、場所前だし、集中させてあげたい」と思いやった。

 名古屋場所の初日を11日に控えた愛知県体育館(名古屋市)。チケット販売窓口では、7日朝からファンが席を求めて訪れた。同場所を毎年楽しみにしている会社員桑原茂さん(59)は「まだ賭博をした人がいるのではないかと疑ってしまう。名古屋場所は夏の風物詩なので中継中止は残念だが、しかたない」と複雑な表情だった。

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