口蹄疫の疑い 宮崎市の制限区域解除を延期
7月5日13時30分配信 日本テレビ
宮崎市で4日、家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の疑いのある牛が新たに見つかり、宮崎県は5日朝から対策本部会議を開き、対応を協議した。宮崎市の農家で新たに1頭の牛から口蹄疫の症状が見つかったことを受け、宮崎県は5日、対策本部会議を開いた。この中で、今月11日に予定されていた宮崎市の制限区域の解除は今月27日に延びることが報告された。
今回の発生を受けて、宮崎・東国原県知事は「新たな感染を出さないようにしないと移動制限が解除されず、地域経済への影響が深刻になる」と、農家への消毒徹底を呼びかけた。さらに、「今月1日の非常事態宣言を一部解除する前の感染で、気が緩んだわけではないと思う」と、非常事態宣言の一部解除に問題はないとの認識を示した。
また、新たな発生に対し、山田農水相は5日朝、「まだ大量のウイルスがいるというのを認識してもらって、消毒を怠りなくやっていただく、これが大事だろうと思います。この地域から口蹄疫が全くないよう、しっかりやりたい」と述べた。
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最終更新:7月5日13時30分