逮捕された男は「教会や牧師に奉仕しているのになぜ不幸なのか」と話していました。
大阪府豊能町の無職・池田康政容疑者(29)は今年4月、大阪市旭区の教会に消火器を投げ込み、ドアを壊した疑いで逮捕されました。警察によると、池田容疑者は2008年9月以降、近畿で72件相次いだ教会襲撃事件について「すべてやった」と話しているということです。動機について池田容疑者は、父親が肝臓がんになるなど不幸が起きたことや、慕っていた牧師が渡米し、見捨てられたように感じたことを挙げていて、教会に送ったとみられる手紙には「教会を攻撃すれば神は不幸を起こすことをやめると思った」などと書かれていました。