革マル派の活動家の男が東京都内のホテルで他人名義で宿泊したとして、警視庁公安部は、革マル派の拠点や非公然アジトを捜索するとともに男の行方を追っています。

 警視庁によると、60代の革マル派の活動家の男は今年2月ごろ、東京・港区のホテルで宿泊カードに他人の名前を記入するなどして宿泊した有印私文書偽造などの疑いが持たれています。男はホテルの部屋で、ほかの革マル派の活動家ら数人と会合を開いていたとみられています。警視庁は、東京・新宿区の革マル派の拠点「解放社」や東京・江東区の非公然アジトなど合わせて5カ所を捜索しました。警視庁は、押収したパソコンなどから革マル派の活動実態の分析を進めるとともに男の逮捕状を取り、行方が分かり次第、逮捕する方針です。

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