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【プロ野球】

梨田監督は苦労人・川岸選出 はい上がった選手に夢を!

2010年7月6日 紙面から

監督推薦で初選出された楽天の川岸(左)と永井=Kスタ宮城で

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 パ・リーグの指揮を執る日本ハムの梨田監督は「暑さを吹き飛ばすような面白いプレー、力強くスピードのある野球をしたい。(得点が)8−7ぐらいが一番面白いんじゃないかな。明るく楽しい雰囲気の中で勝てたら」と意気込みを語った。

 監督推薦で選んだのは9人。その中に、楽天・川岸の名を書き込んだ。プロ7年目の川岸は中日から戦力外になった後にトライアウトを経て楽天入りし、今季はリーグ4位の12セーブを挙げている。梨田監督は「戦力外からはい上がった選手だが、ここまでよくやっている。解雇された(他の)選手が夢を持てるよう選ばせてもらった」と説明。パからは昨季も田上(ソフトバンク)が戦力外を経た上での初選出を果たしており、2年連続で苦労人が選ばれた。

 監督推薦では、日本ハムから一人も選ばなかった。そのことについて「ずっと最下位でいたので、そんなにいい選手がいなかった。たまたま? そうですね」と語った一方、「新潟のスピードガンを、ちょっと緩めてもらわんといかんね」と独特の表現で、ダルビッシュを2戦目に先発させることを示唆した。

 

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